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枕はクリーニングに出せる?そばがら・低反発が断られる理由と出せる業者

枕は毎晩、頭と首の汗を吸い続けている寝具です。カバーを洗っていても、中まで汗と皮脂が届いているのは、黄ばみを見れば分かります。ところが「洗おう」と思って調べ始めると、布団や毛布ほど情報が出てきません。

理由ははっきりしています。枕は、中身の素材によって受け付けてもらえるかどうかが変わる寝具だからです。そばがら枕と低反発枕は、複数の宅配クリーニング業者が名指しで「お取り扱いできません」と書いています。

この記事では、枕がクリーニングに出せるかどうかを素材別に整理したうえで、出せる業者の料金を比較します。布団全体の料金を横並びで見たい方は「布団の宅配クリーニング料金相場とおすすめ5社比較」もあわせてご覧ください。

※本ページはプロモーションを含みます。料金・対応品目は2026年9月3日に各社公式サイトで確認したものです。最新情報は各公式サイトをご確認ください。

目次

枕はクリーニングに出せる?出せるかどうかは中身の素材で決まる

先に結論を書きます。ポリエステルわたや羽根の枕は宅配クリーニングに出せますが、そばがら枕と低反発枕は多くの業者で断られます。料金を比べるより先に、自分の枕がどちらなのかを確認してください。

中身は枕の側面に付いている品質表示のタグに書かれています。「詰めもの:ポリエステル100%」のような表記です。タグが取れてしまっている場合は、持ったときの感触で判断できます。ざらざらと音がすればそばがら、ゆっくり沈んで戻ればウレタンです。

スクロールできます
枕の中身リナビスふとんリネットせんたく便ホワイト急便フレスコ
ポリエステルわた○ 2,200円○ 1,980円○ 2個で1点記載なし記載なし
羽根・羽毛○ 2,200円○ 1,980円○ 2個で1点記載なし記載なし
そばがら不可不可記載なし記載なし不可
低反発ウレタン不可不可記載なし記載なし不可
パンヤ・ジェル記載なし記載なし記載なし記載なし不可
真綿(シルク)記載なし不可記載なし不可不可
ビーズ・パイプガラスビーズは不可記載なし記載なし記載なし記載なし
2026年9月3日時点・税込。「記載なし」は公式サイトに可否の記載がないという意味で、不可と決まったわけではありません。申し込み前の問い合わせをおすすめします。

そばがら枕・低反発枕がクリーニングを断られる理由

断られるのは意地悪をされているからではなく、水洗いすると素材そのものが壊れるからです。

  • そばがらは水を吸うとふやけて崩れ、乾ききらないと内部でカビや虫が発生する
  • 低反発ウレタンは水と熱でボロボロに劣化する。脱水の遠心力でもちぎれる
  • ジェル・ビーズは袋が破れると中身が機械に散り、他のお客さんの布団まで巻き込む

リナビスは取扱除外品に「ソバガラの枕」「低反発の枕」を並べて明記しています。ふとんリネットも「低反発まくら」「そばがら枕」を除外品に挙げています。フレスコは「そば殻枕・パンヤ枕・ジェル枕」が洗えないものとして書かれています。

この3社が同じ素材を除外しているのが答えです。そばがら枕と低反発枕は、宅配クリーニングという方法自体が向いていません。汚れが気になってきたら、洗うのではなく買い替えを検討したほうが早いです。

枕クリーニングの料金を宅配5社で比較する

出せる素材だと分かったら、次は料金です。ここで注意したいのは、枕の料金体系が業者ごとにまったく違うことです。単品で値段が付いている会社もあれば、布団のオプション扱いの会社、パックの点数として数える会社もあります。

スクロールできます
業者枕の扱い枕1個の料金枕だけの注文
リナビス布団コースのオプション2,200円できない(布団と同時)
ふとんリネット単品メニュー1,980円できる(送料に注意)
せんたく便ふとんパックの点数枕2個でふとん1点分できない(パック単位)
ホワイト急便公式に記載なし要問い合わせ
フレスコ公式に記載なし要問い合わせ
2026年9月3日時点・税込。ふとんリネットは通常価格。初回は15%OFFが適用されます。

単純な数字だけを見ればふとんリネットの1,980円がいちばん安く見えます。ただし、この金額だけで判断すると失敗します。理由は次の章のとおりです。

枕だけをクリーニングに出すと割高になる

ふとんリネットは単品だけの注文を受け付けています。ただし合計8,800円未満の注文には往復送料3,300円がかかります。枕1個だけを送るとどうなるか計算してみます。

  • 枕1個 1,980円 + 往復送料 3,300円 = 5,280円
  • 枕1個あたりの実質単価は、表示価格の2.6倍になる
  • 枕を4個まとめても7,920円で、まだ送料無料ラインの8,800円に届かない

5,280円は、量販店で買える枕がもう1つ買える金額です。枕は「単体で宅配クリーニングに出す」と割に合わない寝具だと考えてください。

では意味がないのかというと、そうではありません。布団と一緒に出すなら話がまったく変わります。布団のクリーニング代に枕1個分を足すだけなので、送料は増えず、追加は2,000円前後で済みます。冬物を片付けるついでに枕も出す、という使い方が枕クリーニングの正解です。

各社の枕クリーニングの扱いと使い分け

リナビス|布団と一緒なら枕1個2,200円で追加できる

枕をいちばん素直に足せるのがリナビスです。布団クリーニングコースの申し込み画面に「枕」というオプションがあり、1個2,200円で何個でも追加できます。

  • 布団コースは1枚10,950円/2枚15,240円/3枚16,950円/4枚20,550円(集荷キット550円込み)
  • オプションで枕2,200円/個、枕カバー1,100円/枚を追加できる
  • 最大12ヶ月の無料保管が標準で付く
  • ソバガラの枕・低反発の枕は取扱除外
  • 送料無料(北海道・沖縄・一部離島を除く)。2回目以降は集荷キットが不要で550円引き

枕だけの注文はできませんが、布団を出すついでに枕も、という使い方なら追加2,200円が最も低い単価です。掛け布団1枚と枕2個で15,350円という計算になります。

ひとつ知っておきたいのは、リナビスは洗い上がりを圧縮加工して返却するのが標準だという点です。圧縮を避けたい場合は申し込み時に「希望しない」を選ぶ必要があり、この選択には3,300円の追加料金がかかります。

\枕は布団と一緒に2,200円/

ふとんリネット|枕だけのクリーニングも注文できる

5社のなかで枕だけの注文を明確に受け付けているのはふとんリネットだけです。単品メニューに「枕 1,980円」があり、布団を出さなくても頼めます。

  • 単品:枕1,980円/毛布・敷きパッド・ベビー布団も同額1,980円/タオルケット・カバー類990円
  • パックは1枚10,450円/2枚13,750円/3枚16,500円/4枚18,920円。初回は15%OFF
  • 合計8,800円以上で往復送料無料。8,800円未満は往復送料3,300円(北海道・沖縄は4,400円)
  • 低反発まくら・そばがら枕は除外品
  • 布団は圧縮して届くが、枕は圧縮せずに届くと明記されている

使い方のコツは、布団パックと枕を組み合わせて8,800円を超えさせることです。2枚パック13,750円+枕1,980円=15,730円なら送料は無料になります。枕が圧縮されずに届くので、届いたその日に使えるのも助かる点です。

\枕1個1,980円から出せる/

せんたく便|枕2個でふとん1点分として数えられる

せんたく便のふとんパックは、枕2個をふとん1点分としてカウントします。「毛布2枚、ベビー布団2枚、枕2コ、座布団2枚、肌掛け2枚」が布団1点分という数え方です。ベビー布団も同じ数え方なので、あわせて出すなら「ベビー布団のクリーニング料金比較」もご覧ください。

  • ふとんパックは初回15,378円/リピート14,608円(税込)。ふとん2点まで
  • 枕2個=ふとん1点分。つまり枕4個でパックの上限2点を使い切れる
  • 最大6ヶ月の無料保管が付く
  • 北海道・沖縄・離島は別途送料1,980円

枕だけで使うとパック料金がまるごとかかるので割高です。掛け布団1枚+枕2個のように、2点の枠を布団と枕で分け合う使い方が向いています。家族の枕をまとめて出したいときにも数えやすい仕組みです。

\枕2個でふとん1点分/

ホワイト急便・フレスコ|枕は公式に記載がない

ホワイト急便の布団コースは、対象品目として羽毛布団・羊毛布団・ポリエステルわた布団・こたつ布団・敷きパッド・毛布を挙げていますが、枕は載っていません。不可とも書かれていないため、出したい場合は事前の問い合わせが必要です。

フレスコも枕を対象品目として案内していません。ただし洗えないものとして「そば殻枕・パンヤ枕・ジェル枕」を名指ししているので、少なくともこの3種類は出せません。フレスコは掛けふとん・敷きふとんの丸洗いに特化した専門店なので、枕は守備範囲の外と考えたほうがよいでしょう。

枕は自宅で洗える?洗濯表示と中身で判断する

クリーニングに出さず自分で洗えるかどうかも、結局は中身の素材で決まります。判断の順番はシンプルです。

  • タグに桶のマークがあり、中身がポリエステルわたなら自宅の洗濯機で洗える可能性が高い
  • 桶にバツが付いていれば水洗い不可。おとなしく諦める
  • そばがら・低反発・ビーズは、表示にかかわらず洗わない

洗えるタイプでも、家庭で難しいのは洗うことより乾かすことです。枕は厚みがあるため、表面が乾いていても芯まで湿っていることがよくあります。生乾きのまま使うと、汗の汚れが残った状態で雑菌が増え、洗う前より臭うことすらあります。

洗ったら、風通しのよい日陰で最低でも丸1日、できれば2日かけて乾かしてください。途中で立てる向きを変えると乾きが早くなります。布団を自宅で洗うときの考え方は「羽毛布団の洗い方|自宅・コインランドリー・宅配クリーニングの方法」でも詳しく解説しています。

枕はクリーニングと買い替えのどちらが得か

枕は布団と違い、買い替えの選択肢が現実的な価格帯にあります。判断の目安を挙げます。

状態おすすめの対応
汗じみ・黄ばみが気になるだけで、形は保っている布団と一緒にクリーニング
真ん中がへこんで戻らない買い替え(洗っても復元しない)
そばがら・低反発で汚れが気になる買い替え(クリーニング不可)
使用歴が3年以上でにおいが取れない買い替え
家族分をまとめて清潔にしたい布団と一緒にクリーニング

基準は「へたっているか、汚れているだけか」です。クリーニングで戻るのは汚れであって、つぶれた中材のかさは戻りません。首や肩が合わなくなってきた枕は、洗っても寝心地は変わらないので買い替えたほうが早いです。

枕クリーニングで迷ったときの選び方

条件選ぶべき業者
布団と一緒に枕も出したいリナビス(枕1個2,200円・12ヶ月保管)
枕だけを出したいふとんリネット(単品1,980円)
家族の枕を4個まとめて出したいせんたく便(枕2個でふとん1点分)
枕を圧縮されずに受け取りたいふとんリネット(枕は圧縮しないと明記)
そばがら枕・低反発枕を洗いたいどこも不可。買い替えを検討

迷ったらリナビスを基準にしてください。枕は単体で出すと送料負けする寝具なので、布団と一緒に出すのが前提になります。その前提で追加2,200円は最も低い単価であり、12ヶ月保管まで付いてくるためです。

枕だけをどうしても今すぐ洗いたいならふとんリネット、家族分をまとめたいならせんたく便、という順で振り分けると決めやすくなります。

まとめ

枕のクリーニングで最初に確認すべきなのは料金ではなく中身の素材です。そばがら枕と低反発枕は、リナビス・ふとんリネット・フレスコの3社が名指しで断っています。この2種類は洗うのではなく買い替えを検討してください。

ポリエステルわたや羽根の枕なら出せます。ただし枕だけを送ると送料で割高になるため、布団と一緒に出すのが基本です。リナビスなら布団コースに1個2,200円で足せて、12ヶ月の無料保管も付きます。

どうしても枕だけを出したいときは、単品注文ができるふとんリネットが選択肢になります。1個1,980円ですが、合計8,800円未満だと往復送料3,300円がかかる点だけ気をつけてください。

布団側の料金や保管サービスの比較は「布団の宅配クリーニング料金相場とおすすめ5社比較」と「保管付き布団クリーニングおすすめ比較」にまとめています。ダニ対策まで含めて考えたい方は「宅配クリーニングのふとん丸洗い」もあわせてご覧ください。

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