ワインに含まれるポリフェノールは、繊維に染みつくと通常の洗濯では落ちにくいシミになります。
この記事では、自宅にあるお酢や中性洗剤を使ってワインのシミを落とす方法を紹介します。
自分で落としきれないシミには、プロのクリーニングを活用する方法もあわせて解説します。
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ワインのシミが落ちにくい理由
ワインの色の正体はポリフェノールです。ポリフェノールは染物にも使われるほど強力な色素で、繊維に入り込むと通常の洗濯洗剤だけでは分解しきれません。
ポイントは、ポリフェノールを分解する酸を利用すること。赤ワインはもちろん、ロゼワインのシミにも酸が有効です。白ワインも時間が経つと黄ばんだシミになることがあるため、早めに酸で処理しておくのがおすすめです。
ワイン以外にも、ココア・紅茶・ウーロン茶・ぶどうジュース・ブルーベリージャムなど、ポリフェノールを多く含む飲食物のシミにも同じ方法が使えます。

ワインのシミ抜きに必要な道具
- 台所用中性洗剤
- お酢(透明のもの)またはクエン酸
- シミ抜きブラシまたは歯ブラシ
- キッチンペーパーまたは古布
- バケツ(広範囲のシミの場合)
酸にはお酢が手軽です。黒酢ではなく透明の酢を使ってください。お酢がない場合はドラッグストアで購入できるクエン酸でも代用できます。
ワインのシミを落とす手順

作業を始める前に、洗濯表示を見て家庭の洗濯機で洗えるかどうかを確認してください。また、洋服の目立たない部分に台所用中性洗剤とお酢をつけて色落ちテストをしてから作業に入りましょう。しばらく置いてからキッチンペーパーを押し当て、色が移るようなら色落ちする可能性があります。
- シミの裏側にキッチンペーパーを敷く
- 台所用中性洗剤(大さじ1程度)にお酢を数滴加え、ブラシにつける
- シミの部分をブラシでまんべんなく叩く(こすらず叩くのがコツ)
- キッチンペーパーの位置をずらしながら、叩く作業を繰り返す
- シミが薄くなったら、ぬるま湯で部分洗いする
- いつも通り洗濯機にかける
ワインをこぼしてから時間が経ったシミは落ちにくいため、生地の表と裏の両面から叩く作業を繰り返してみてください。
シミが広範囲にわたる場合は、クエン酸を5〜10%の濃度に溶かした水に10〜30分つけ置きする方法もあります。ただし、金属製のファスナーやボタンがついた服のつけ置きは、酸が金属を劣化させるため避けてください。
シミ抜きの注意点

- 塩素系漂白剤は絶対に使わない — 酸性のお酢やクエン酸と塩素系漂白剤を混ぜると有毒な塩素ガスが発生します
- 色落ちテストを必ず行う — 目立たない部分に洗剤とお酢をつけ、キッチンペーパーに色が移らないか確認する
- 金属パーツがある服はつけ置きNG — ファスナー・ボタンなどの金属が酸で劣化する可能性がある
- こすらず「叩く」 — こするとシミが広がったり生地を傷めたりする原因になる
自分で落ちないワインのシミはプロのクリーニングへ
自宅でシミ抜きをしても落ちきらない場合は、プロのクリーニングに任せるのが確実です。一般的なドライクリーニングは油溶性の汚れを落とすのがメインなので、水溶性のワインのシミは「シミ抜き対応」のあるクリーニングを選ぶのがポイントです。

近くにシミ抜き専門店がない方には、宅配クリーニングが便利です。
- 無料シミ抜きで気軽に任せたい → リネット(検品時にシミを見つけると無料でシミ抜きしてくれる。こちらから依頼しなくてもOK)
- 冬物コート・ダウンのシミ+保管もしたい → リナビス(パック料金+最大12か月無料保管)
- 高級ブランド服のワインのシミ → ワードローブトリートメント(一客洗い・見積り制で丁寧に対応)
ワインをこぼしてから何週間も経つと、生地そのものが変色してしまい無料シミ抜きの対象外になることがあります。まだ日が浅いシミなら十分きれいに落とせる可能性があるので、早めにプロに相談するのがおすすめです。
各社の料金やサービス内容の比較は保管付き宅配クリーニングおすすめ比較で確認できます。
まとめ
ワインのシミは、ポリフェノール色素を分解するお酢やクエン酸を使えば自宅でも落とせる可能性があります。ポイントは「こすらず叩く」こと、そして塩素系漂白剤とは絶対に混ぜないことです。時間が経ったシミは表裏から繰り返し叩くのが効果的です。
それでも落ちないしつこいシミは、無料シミ抜きのあるリネットなどの宅配クリーニングに任せるのがおすすめです。レストランで高級な服にワインをこぼしてしまった場合は、無理に自分で処理せずワードローブトリートメントのようなプロに早めに相談しましょう。
