部屋干し・室内干しをすると服やタオルが臭う――いわゆる「生乾き臭」の原因は、洗濯物に残った雑菌やカビが湿った状態で繁殖することです。
この記事では、生乾き臭の原因を断つための3つの対策と、日ごろから気をつけたいポイントを解説します。
生乾き臭を防ぐには洗剤と柔軟剤の使用量を守る
洗剤を多く入れるほどきれいになる、柔軟剤をたっぷり使えば良い香りが続く――そう思いがちですが、使用量が多すぎるとすすぎが不十分になります。服やタオルに洗剤や柔軟剤が残ると、それをエサに雑菌やカビが繁殖して生乾き臭の原因になります。
逆に節約のために洗剤の量を減らしすぎると、汚れが落ちきらず臭いの元になることもあります。容器に書かれている使用量を守ることが基本です。
部屋干しの生乾き臭対策の洗剤の選び方
- 弱アルカリ性洗剤(アタック・アリエールなど):洗浄力が高く、抗菌成分や漂白剤が配合されたものもある。部屋干しが多い方におすすめ
- 中性洗剤(エマール・アクロンなど):おしゃれ着用。ニットやデリケート素材を洗うときに使う。酸素系漂白剤と併用すると部屋干し臭の予防効果が高まる
部屋干しの生乾き臭対策の柔軟剤の使い方
生乾き臭が気になる方は、香りだけでなく消臭効果のある柔軟剤を選ぶとよいでしょう。柔軟剤の香りで臭いを上書きしようとして大量に使うのは逆効果です。
生乾き臭を防ぐために洗濯槽をこまめにお手入れする

洗濯槽に雑菌やカビが付着したまま洗濯すると、洗濯物に雑菌が移って生乾き臭の原因になります。新品の洗濯機でも3か月ほどで雑菌やカビが繁殖するため、定期的なお手入れが必要です。
「うちの洗濯機はカビていない」と思っていても、洗濯槽のカビは目に見えない裏側に発生します。洗濯物に黒っぽいカスや膜のようなものが付いて初めてカビに気づくケースも多いです。
洗濯後のお手入れ
- 乾燥機能がある洗濯機は、洗濯後に30分〜1時間ほど乾燥を回すと雑菌やカビが繁殖しにくくなる
- 乾燥機能がない場合は、洗濯後にフタを開けて湿気がこもらないようにする
月1回の洗濯槽クリーナー
市販の洗濯槽クリーナー(酸素系または塩素系)を使って月1回のお手入れを習慣にしましょう。洗濯機に槽洗浄コースがあれば併用すると効果的です。槽洗浄コースがない場合は、毛布洗いコースで代用できます。
プロに依頼する洗濯槽洗浄
何年も洗濯槽をお手入れしていない場合は、市販のクリーナーでは落としきれないことがあります。ハウスクリーニング業者に洗濯機の分解洗浄を依頼する方法もあります。費用は縦型洗濯機で1万〜1.5万円程度、ドラム式で2.5万〜3万円程度が目安です。
部屋干しの生乾き臭を防ぐ干し方を工夫する
部屋干しで生乾き臭を防ぐには、できるだけ早く乾かすことが重要です。乾くまでに時間がかかるほど、雑菌が繁殖しやすくなります。
- 洗濯物の間隔をあける:密着させず風が通るようにする
- バスタオルは蛇腹干し:折り返さず蛇腹状にして表面積を増やす
- 扇風機やサーキュレーターの風を当てる:首振りで洗濯物全体に風を送る
- 衣類乾燥除湿機を使う:除湿しながら衣類を乾かすため生乾き臭対策に効果的
- カーテンレールに干さない:カーテンは窓の結露でカビがつきやすく、衣類にカビが移ることがある
部屋干しの生乾き臭対策でそのほかに気をつけること
- 洗濯機を洗濯カゴ代わりにしない
湿気がこもり、衣類の汗やフケをエサに雑菌が繁殖する - 洗濯物をためすぎない
汚れた衣類を放置すると雑菌が増えて臭いの原因になる - 洗濯後はすぐに干す
洗い終わった洗濯物を洗濯機の中に放置しない
臭いが取れない衣類はクリーニングへ
何度洗っても生乾き臭が取れない衣類は、繊維の奥に雑菌が定着している可能性があります。自宅で落としきれない場合は、プロのクリーニングに任せましょう。
宅配クリーニングなら自宅から集荷に来てもらえるので、臭いが気になる衣類をまとめて出すのに便利です。シミ抜き・毛玉取りも無料のサービスが多く、普段のお手入れにも活用できます。
各サービスの詳細はリナビスの詳細ページ・リネットの詳細ページで確認できます。保管付き宅配クリーニングの比較は保管付き宅配クリーニングおすすめ比較をご覧ください。

まとめ
部屋干しの生乾き臭を防ぐには、洗剤・柔軟剤の適量使用、洗濯槽のこまめなお手入れ、早く乾かす干し方の工夫の3つが基本です。洗濯機を洗濯カゴ代わりにしない、洗濯後はすぐに干すといった習慣も合わせて意識してみてください。
