「宅配クリーニングって、普通のクリーニングと何が違うの?」「どうやって使うの?」と気になっている方へ。宅配クリーニングは、自宅にいながらクリーニングを出せるサービスです。店舗に持ち込む必要がなく、集荷から受け取りまですべて宅配便で完結します。
このページでは、宅配クリーニングの仕組み・利用の流れ・料金体系・メリットとデメリットをわかりやすく整理します。初めて利用する方が「自分に合うかどうか」を判断できるように、店舗クリーニングとの違いもあわせて解説します。
宅配クリーニングとは
宅配クリーニングとは、宅配便を使って衣類の集荷・クリーニング・返却をすべて自宅で完結させるサービスです。近くにクリーニング店がない場合や、重い冬物を持ち込むのが面倒な場合でも、ネットやアプリから申し込むだけで利用できます。
全国対応のサービスがほとんどで、住んでいる場所に関係なく利用できるのが特徴です。最近では、クリーニング後にそのまま数か月間保管してくれる「保管付き宅配クリーニング」も増えており、衣替えの手間まで解消できるようになっています。
利用の流れ(5ステップ)
宅配クリーニングの一般的な流れは以下のとおりです。サービスにより細部は異なりますが、基本の流れはどこもほぼ同じです。
- ネットで申し込み — 公式サイトやアプリからコース・点数を選んで注文する。会員登録が必要なサービスが多い
- 集荷キットが届く(またはダンボールを用意) — サービスによっては専用の集荷バッグが届く。自分でダンボールを用意する場合もある
- 衣類を詰めて集荷を依頼 — 衣類をバッグやダンボールに入れ、宅配便で発送。自宅まで集荷に来てくれるので持ち込み不要
- クリーニング・検品 — 工場で検品・クリーニングされる。シミ抜きや仕上げもこの段階で行われる
- 仕上がり品を受け取り — クリーニング後、宅配便で自宅に届く。保管付きサービスの場合は、指定した時期に届くよう返却依頼をする
申し込みから受け取りまで、一度も外出しなくてよいのが宅配クリーニングの基本です。
宅配クリーニングのメリット
- 持ち込み・受け取りの手間がない — 自宅で集荷・受け取りが完結。重いコートやダウン、大量の衣類を運ぶ必要がない
- 営業時間を気にしなくてよい — ネットで24時間申し込めるため、仕事が忙しくて店舗の営業時間に間に合わない人にも使いやすい
- 全国どこからでも利用できる — 近くにクリーニング店が少ない地域でも、全国対応のサービスを使える
- 保管サービスを利用できる — クリーニング後にそのまま数か月保管してもらえるサービスもあり、衣替えの手間とクローゼットの圧迫を同時に解消できる
- パック料金でまとめ出しがお得 — コート・ダウンなど店舗では料金が高くなる衣類も、パック料金なら均一で出せるサービスがある
宅配クリーニングのデメリット・注意点
- 仕上がりまでに時間がかかる — 店舗クリーニングでは当日〜翌日仕上がりも多いが、宅配は配送時間を含めて最短でも2〜3日、パックや保管ありの場合はさらにかかる
- 実物を見ながら相談できない — 店舗のように対面でシミの状態や仕上げの希望を伝えにくい。気になる点は申込時の備考欄に書いておく必要がある
- 送料がかかる場合がある — 多くのサービスでは一定金額以上で送料無料だが、少量だと送料が上乗せされることがある
- 取り扱い不可の衣類がある — 革製品・毛皮・装飾が多い衣類など、サービスによって受け付けないアイテムがある。申込前に対象品目を確認しておくとよい
店舗クリーニングとの違い
宅配クリーニングと店舗クリーニングのどちらが良いかは、状況によって変わります。それぞれの特徴を表で比較します。
| 比較項目 | 宅配クリーニング | 店舗クリーニング |
|---|---|---|
| 持ち込み | 不要(自宅で集荷) | 自分で店舗に持ち込む |
| 受付時間 | 24時間ネット受付 | 店舗の営業時間内 |
| 仕上がり速度 | 最短2日〜(配送含む) | 当日〜翌日も可能 |
| 料金 | パック料金(まとめ出しに有利) 1点単価制もあり | 1点ごとの料金 コート・ダウンは高めになりやすい |
| 対面相談 | できない(備考欄で伝える) | スタッフに直接相談できる |
| 保管サービス | あり(対応サービスの場合) | 一部チェーンのみ対応 |
| 対応エリア | 全国 | 店舗周辺のみ |
急ぎのワイシャツやスーツなら店舗、冬物のまとめ出しや保管なら宅配というのが基本的な使い分けです。両方を併用している人も多くいます。
宅配クリーニングの料金タイプ
宅配クリーニングの料金体系は、大きく分けて「1点単価制」と「パック料金制」の2種類があります。
| 料金タイプ | 仕組み | 向いているケース |
|---|---|---|
| 1点単価制 | ワイシャツ○円、スーツ上下○円など、衣類ごとに料金が決まっている | 少量をこまめに出したい人、普段着やワイシャツ中心の人 |
| パック料金制 | 5点パック・10点パックなど、点数ごとのまとめ料金。衣類の種類を問わず均一 | 冬物をまとめて出したい人。コート・ダウンなど店舗では高くなる衣類をお得に出せる |
パック料金制の場合、コートもワイシャツも1点としてカウントされるため、単価の高い衣類ほどお得になります。逆に、ワイシャツだけをパックで出すと割高になることもあるため、何を出すかに応じて選ぶのがポイントです。
「保管あり」と「保管なし」の違い

宅配クリーニングには、クリーニング後にすぐ届く「保管なし」と、クリーニング後にそのまま数か月預かってくれる「保管あり」の2タイプがあります。
衣替えのタイミングで冬物をまとめて出して、次のシーズンまで預けたい場合は保管あり。急ぎで仕上げてすぐ着たい場合は保管なし。用途に応じた使い分けが大切です。
保管あり・なしの詳しい違いや、それぞれの注意点については以下のページで解説しています。
▶ 宅配クリーニング「保管あり」と「保管なし」の違いは?
宅配クリーニングが向いている人・向いていない人
向いている人
- 仕事や育児が忙しく、クリーニング店に行く時間がない人
- 近くにクリーニング店がない、または少ない地域に住んでいる人
- コート・ダウン・布団など重い衣類をまとめてクリーニングに出したい人
- 衣替えのタイミングで冬物を保管まで任せたい人
- パック料金を使って、店舗より安くまとめ出ししたい人
向いていない人
- 当日仕上げ・翌日仕上げなど急ぎでクリーニングが必要な人(店舗のほうが速い)
- シミや仕上げについてスタッフに直接相談したい人
- ワイシャツ1枚だけなど、少量で頻繁に出したい人(送料や最低料金のほうが高くつく場合がある)
急ぎの場合や対面相談が必要なときは店舗を、まとめ出しや保管を使いたいときは宅配を、と使い分けるのがおすすめです。お住まいの駅の近くにある店舗を探す場合は、東京・神奈川のクリーニング店ガイドも参考にしてください。
主な宅配クリーニングサービス
宅配クリーニングにはさまざまなサービスがあります。ここでは、保管サービスにも対応している主なサービスを紹介します。
| サービス | 料金タイプ | 保管 | 特徴 | 詳細 |
|---|---|---|---|---|
| リナビス | パック料金 | 最長12か月無料 | ブランド品・冬物に強い。自然乾燥・手仕上げで高品質 | 詳しく見る |
| リネット | 1点単価/パック | 保管パックあり | 1点からのスピード仕上げと保管パックの両方に対応 | 詳しく見る |
| せんたく便 | パック料金 | 保管パックあり | パック料金が安い。送料・シミ抜き無料 | 詳しく見る |
| ホワイト急便 | パック料金 | 保管付き宅配あり | 全国チェーンの知名度。店舗と宅配の使い分けが可能 | 詳しく見る |
| ポニークリーニング | パック料金 | 保管&宅配あり | 東京・神奈川に店舗多数。保管付き宅配も展開 | 詳しく見る |
各サービスの料金・保管期間・向いている人の比較は、保管付き宅配クリーニングおすすめ比較のページで詳しくまとめています。

迷ったときの選び方
まとめ
宅配クリーニングは、自宅にいながら集荷から受け取りまで完結する便利なサービスです。店舗に行く時間がない方、重い冬物を持ち込みたくない方、近くに店舗が少ない方に特に向いています。
急ぎや対面相談なら店舗、まとめ出しや保管なら宅配、と使い分けるのがもっとも効率的です。宅配クリーニングの中でも、クリーニング後にそのまま保管してくれる「保管付き」のサービスを使えば、衣替えとクローゼット整理が一度に片付きます。
初めて宅配クリーニングを使う方には、1点から出せてスピード仕上げに対応したリネットが始めやすいサービスです。冬物をまとめて保管まで任せたい方はリナビスがおすすめです。サービスごとの比較は保管付き宅配クリーニングおすすめ比較をご覧ください。


